南部小学校で木造模型製作体験 建築士会上伊那支部が指導
木を組み立てて家の構造を再現した模型をつくるイベントが4日、南箕輪村の南部小学校で行われました。 イベントを企画したのは、上伊那の建築士などでつくる長野県建築士会上伊那支部青年女性委員会のメンバー15人です。 全国的に建築業を目指す若者が減っていて、少しでも興味を持ってもらおうと今回初めて小学校でのイベントを企画しました。 この日は、南部小学校の5年生が、木を使って家の模型を作りました。 木造建築物の仕組みや組み立て方などの説明を聞きながら作業を進めていました。 児童は、木と木をあわせる部分がずれないよう真剣に作業を行い、およそ3時間かけて完成させました。 委員会では、建築業への興味をもってもらおうと去年、伊那市内の小学校で木造建築物に関する講話を行ったり一般向けのイベントを行いました。 また今年は、10月22日に大分県で開かれる、建築士会の全国大会に関東甲信越ブロック代表として出場し、活動を発表することになっています。