まちづくり地区懇談会 始まる
区民と行政が地域の課題で意見交換
地区の課題について住民と行政が意見を交わす、まちづくり地区懇談会が6日箕輪町の南小河内公民館で開かれました。 地区懇談会には区民およそ40人が集まりました。 懇談会は地区が抱える課題を行政が聞き解決の方策をともに考えようと開かれたものです。 区民からは区内にあり現在休診となっている東部診療所について町はどのように考えているかとの質問がありました。 東部診療所は患者数の減少や医師の退職により今年4月から休診となっています。 町ではこれについて近くで利用していた人には不便をかけるが直営までして診療をする必要はないとしています。 出席者からは区内の人口減少を心配し子育て支援に力を入れてほしいとの要望も出されていました。 町では去年589人だった南小河内の人口は2040年には430人に減少すると予測しています。 南小河内では人口減少が続く中地区の伝統行事をどのように伝えていくか考えていかなければならないとしています。 まちづくり懇談会は南小河内を皮切りに町内15地区で開かれることになっていて町ではそれぞれの地区の課題を把握し改善につなげていくとしています。