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「みのわの魅力発信室」設置から1年 10人が移住

まずまずの手ごたえ これからも広くPRを

「みのわの魅力発信室」設置から1年 10人が移住

移住定住や空き家対策、情報発信を目的に、箕輪町の「みのわの魅力発信室」が設置されて1年となります。 これまでに10件の空き家が利用され、10人が町へ移住してきました。 箕輪町南小河内の日輪寺です。住職が不在で長い間空き家になっていましたが、移住者が利用する事になりました。 松本市からここへ移住を決めた、関野浩さん43歳です。 関野さんも、みのわの魅力発信室の呼びかけにより町へ移住を決めた一人です。 7日、妻の理恵子さんと共に、地元の大工の手を借りながらリフォームを行っていました。 愛知県出身の関野さんは10年前に東京でヨガ教室を始めました。 山が好きで3年前に松本市に移住しましたが、ゆっくりと活動できる教室の拠点が欲しいと移住先を探していました。 地元住民から、空き家となっている日輪寺を誰かに使ってもらいたいと役場に申し出があり、箕輪町に相談していた関野さんに物件を紹介しました。 箕輪町では、去年12月に町内の空き家の全戸調査を行い、今年3月から町HPで空き家バンクとして物件の情報を公開しています。去年12月から今年9月末までに32件の登録があり、3件が売却、7件が賃貸で契約が成立しています。 今年7月から始めた南小河内の田舎暮らし体験住宅は、9件、27人の利用がありました。 これらの活動により、去年10月から今年9月末までの約1年間で10人の移住に繋がったという事です。内訳は県内が3人、県外が3人、海外が4人となっています。 町では、まずまずの手ごたえを感じているという事で今後も継続してさらに広くPRをしていきたいとしています。

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