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伊那北高校第38回生同窓会で中原裕彦さんが講演

一億総活躍社会テーマに

伊那北高校第38回生同窓会で中原裕彦さんが講演

昭和61年3月に伊那北高校を卒業した第38回生の卒業30周年の同窓会が8日に開かれ、38回生で内閣官房の一億総活躍推進室で参事官を務めた中原裕彦さんが講演しました。 東京都在住の中原さんは、平成3年に旧通商産業省に入省しました。  去年10月から一億総活躍推進室で参事官を務め、現在は日本経済再生総合事務局の参事官を務めています。 昭和61年3月に伊那北高校を卒業した38回生で、この日は「未来への投資と一億総活躍社会の実現」と題して記念講演を行いました。 中原さんは「一億総活躍社会とは、多様なコミュニティーや個人が活躍し新たな発想で改革を起こしていく社会です。人口減少が深刻な問題となる中、今のピンチをチャンスに変えるには、人や組織、国際社会とつながる『つながり力(りょく)』が必要です」と話していました。 昭和61年3月に卒業した第38回生は、6クラス270人で、この日はそのうち120人が集まりました。 実行委員会では、「30年の節目に絆を再確認し、お互い良い刺激を受けられる機会になった」と話していました。

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