大萱の里 初の防犯訓練実施
7月の神奈川の事件を受け
7月の神奈川県の障害者支援施設の殺傷事件を受け、伊那市西箕輪の障害者支援施設「大萱の里」で初めて防犯訓練が11日に行われました。 訓練は不審者役の伊那警察署の署員が非常口から侵入したとの想定で行われました。 不審者を見つけた職員は、声をかけ止まるよう促し警察へ通報していました。 しばらくすると不審者が急に暴れだし、男性職員が3人がかりでサスマタやモップを使い壁際に追い込んでいました。 大萱の里では7月の神奈川県の障害者施設の事件を受け、これまでに侵入しやすい場所や防犯用具の確認など防犯体制について警察に相談してきたという事です。 今回は、不審者への対応を確認しようと初めて訓練を実施しました。 伊那警察署の山崎仁生活安全課長は、「侵入者に声をかけるときは、襲われないよう距離を取る事」「サスマタは、下から突き上げるように使うと動きを止めることができます」などとアドバイスしていました。 大萱の里では、年1回の訓練のほか、出入り口にカメラやセンサーライトを設置し防犯体制を強化していくとしています。