上伊那の情報掲載したテキスト「伊那谷学」作成検討へ
上伊那の8市町村長と経営者の懇談会が12日、伊那市のいなっせで開かれ、上伊那地域の魅力を掲載したテキスト「伊那谷学」を作成したいとの考えが示されました。 会議は冒頭のみ公開で行われました。 会議終了後の事務局の話によりますと、産学官が連携して取り組む郷土愛プロジェクトの一環で、上伊那の文化や生活などを掲載したテキスト「伊那谷学」を作りたいとの考えが示されたということです。 上伊那の祭りや人々の生活などを掲載し、地元の魅力を発信します。 広域的に取り組み、上伊那全体を若い世代を中心に学んでもらう目的です。 冒頭の挨拶で白鳥孝上伊那広域連合長は「少子高齢化が進む中で、子ども達が地域を支え、これを繰り返していくシステムづくりが大切になってくる」と話しました。 会議では他に、広域農道沿いの景観形成を目的に案内看板の統一化を進める「三風の会」が、中央道駒ヶ根インターチェンジ付近のバス停看板の整備を、来年4月を目途に実施することが確認されました。