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手話言語条例施行を受け県民手話講座

手話言語条例施行を受け県民手話講座

 手話が広く日常生活で利用される社会を目指し、長野県手話言語条例が今年3月に施行されました。  これをうけ、県民手話講座が22日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。  講座では、自己紹介や簡単な日常会話など、手話を使った聴覚障がい者とのコミュニケーション方法を学びました。  講師は上伊那聴覚障害者協会の田中みえさんが務めました。  講座には上伊那を中心に9人が参加し、2人一組になって日常で使う手話に挑戦していました。  長野県手話言語条例は、だれもが手話に親しみ、手話が日常生活で利用される社会を目指そうと今年3月に施行されました。  これを受け、長野県は県内10地域で手話の入門講座を開いています。  上伊那には、日常的に手話を使って会話をしている人が60人ほどいるということです。  田中さんは、「手話は聴覚障がい者の言語であることを多くの人に知ってもらい、手話への理解を深めてほしい」と話していました。  28日、11月29日、12月4日にも同じ内容の講座が開かれる予定で、県では参加を受け付けています。  なお、県レベルでの手話言語条例の制定は長野県が4番目です。

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