上伊那農協で「正月だるま貯金」
子ども連れの主婦などでにぎわう
JA上伊那の各金融窓口で4日、預金者にだるまや干支(えと)の犬をかたどった貯金箱を配布する恒例の「正月だるま貯金」があった。縁起物のだるまや、かわいらしい貯金箱を手に、利用者は喜んだ。
伊那市狐島の本所では、福だるま460個、貯金箱150個を用意。開始時刻の午前7時30分から列ができ、子供を連れた主婦や高齢者を中心に、出勤途中の会社員などでにぎわった。
本年1年間のガス代を入金した原野明恵さん(43)=同市西町=は「去年の家計は子供の養育費で大変だったが、今年は長女と長男が高校、中学に入学するので、去年より出費がありそう。金銭的にも厳しい世の中なので、家族一人ひとりが周りに感化されぬよう意識を持って過したい」と話していた。