上農お米講座 上伊那米の魅力を考える
3回開催の最終回
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が上伊那産の米の魅力について考える「上農お米講座」の今年度最後の講座が、7日、校内で開かれました。 講座には、上農高校の生産環境科の生徒およそ90人が参加しました。 南箕輪村、上伊那農業改良普及センター、埼玉県の米穀類卸売業社の3団体が話しをしました。 このうち、全国各地の米を卸売りしている業者の営業本部長の濱田貴仁さんは、「減反政策の見直しにより米の生産量の増加が予想される。どのようにして自分たちの商品を選んでもらうかが大事だ」と話しました。 上農お米講座は、地域の水稲栽培の振興に向け上伊那米の魅力をどのように発信していくかを考えていこうと、今年度初めて開かれました。 ある生徒は、「米についての新たな発見が多くできいい機会だった」と話していました。 上農高校では、来年度以降も継続し、地域の人から学べる環境をつくっていくとしています。