伊那市議会タブレット導入
伊那市議会は、8日開かれた臨時会からタブレット端末の活用をはじめました。 事務の効率化と議案や資料などにつかう紙を節約しようと議員21人分と事務局用の合わせて26台のタブレット端末を導入しました。 市議会では今年8月から議員全員が議員間の連絡や事務局からの通知にタブレット端末を活用してきた他、研修会を開いてきました。 臨時会では議員全員がタブレットを持ち込み議案書などを見ていました。 伊那市議会では議案や関係資料などどこまで紙の削減ができるか運用しながら検討していくとしています。 伊那市議会事務局によると、県内でこうした取り組みは初めてだということです。
春富中 騒音レベル解決
8日の臨時会では、春富中学校の武道館の屋根が音鳴りする問題で騒音レベルが解決したとして伊那市と有限会社ワイズ創造研究所が民事調停で合意をしていくことが承認されました。 春富中学校の武道館は平成24年3月に竣工し4月から柔道の授業や剣道の部活動で利用が始まりました。 その5月から屋根で音が鳴りはじめ、学校環境衛生基準の規定である50デシベルを超えない措置をとるよう設計・監理を行ったワイズ創造研究所に対し伊那市は、去年6月に民事調停の申し立てをしました。 以降、ワイズ創造研究所が補修費用を負担しこれまで、2回補修工事を行い学校環境衛生基準を下回ったということです。 今後、来年10月31日までの間に音が鳴るようなことがあれば互いで協議していくということです。