南箕輪村の南信工科短大で人材ふれあいフェア
地域住民がものづくりの一端に触れる
今年4月に南箕輪村に開校した南信工科短大で、初めての人材ふれあいフェアが12日に開かれ、地域住民がものづくりの一端に触れました。 体育館には、南信地域の企業や団体が製品や活動を紹介する48のブースが並びました。 このうち、箕輪町商工会工業部会は、パソコンの仕組みを学ぶ体験教室を開きました。 体験した中学生はノートパソコンなどを分解したあと、再び組み立てていました。 また、人工ルビーを作る教室では、工科短大の教授から指導を受けました。 酸化アルミニウムの壺に試薬を入れて1,100度で加熱すると壺の表面が溶けてルビーの結晶となる仕組みです。 参加者は、試薬を混ぜたり、人工ルビーの表面を光学顕微鏡で観察したりしていました。 人材ふれあいフェアは地域の人材が地域で学び活躍できる環境を作ろうと初めて開かれました。 訪れた人たちは、企業、団体の担当者や短大の職員などから説明を受けながら、ものづくりについて理解を深めていました。