KOA感謝祭 旧本社での75年の歴史を写真展で振り返る
箕輪町に本社を置く電子部品メーカー、KOA㈱の感謝祭が12日に行われ、伊那市にあった旧本社での75年の歴史を写真展で振り返りました。 旧本社と工場が今年中に解体されることから、その75年の歴史を振り返える写真展が開かれました。 昭和15年に創業したKOA㈱は、翌年の昭和16年に伊那市荒井室町にあった製糸工場を買い取り、本社を置きました。 昭和33年に建て替えを行い、平成10年には箕輪町に本社が移りました。 写真には、旧本社の工場の様子や社員の活動の様子が写し出されています。 かつて働いていた男性も訪れ懐かしそうに見入っていました。 向山孝一会長は「これからも地域と共に生きていく会社であり続けたい」と話していました。 感謝祭では、ローメンなどが無料で振る舞われたほか、木工体験やステージ発表などのイベントが行われました。社員の家族や取引先、株主など約1,000人が訪れたという事です。