経ヶ岳自然植物園 リニューアル
地元の有志が整備
経ヶ岳の麓にある伊那市西箕輪の「経ヶ岳自然植物園」がリニューアルし、13日、記念イベントが行われました。 イベントでは、新たに設置したかまどに火が入れられ完成を祝いました。 経ヶ岳自然植物園は、農業公園みはらしファームから1キロほど西へ上った場所にあります。 昭和27年に県がつくり、昭和46年からは市が借り受けて植物や生物を観察する場所として整備してきました。 時代と共に老朽化が目立つようになり、市は去年地元の西箕輪地域協議会に自然植物園のあり方を検討するように諮問しました。 協議会では、再生していくことに決め、今年に入り手作りのかまどを設置した他、イスや机を整備しました。 13日は、つきたての餅や猪鍋などが無料で振る舞われ、地域住民や観光客などで賑わいました。 白鳥孝伊那市長は、「この場所単独ではなく、みはらしファーム一帯の施設として活用してもらえるよう後押ししていきたい」と話していました。 協議会では、来年度以降マウンテンバイクのコースの整備も検討していくことにしています。