天竜川支流にアマゴの卵を放流
天竜川漁協が埋設放流
天竜川漁業協同組合は、辰野町から中川村までの天竜川支流へアマゴの卵を14日放流しました。 このうち三峰川水系では、組合の役員2人が作業にあたり、「埋設放流」という方法でアマゴの卵を放しました。 埋設放流は、卵を入れたザルの周りを石で囲み、流されないようにします。 その上に木の枝や石を置いて鳥や猿などから守ります。 放流は毎年行われていて、今年は全体で10万個が用意され、うち三峰川水系では3万1千個が埋設されました。 この方法で行うことにより、成魚になるものは2割程度だということですが、色や形の整ったものに成長するということです。 卵は、1週間から10日ほどで孵化し、およそ4年で15センチに成長するということです。