箕輪町で外国人を対象にした防災訓練
20人が心肺蘇生法を体験
外国人を対象にした防災訓練が19日に箕輪町で行われ、参加者が心肺蘇生法を体験しました。 フィリピンや中国、ブラジル国籍の外国人20人が参加しました。 長野県が平成25年度から希望のあった市町村で実施している訓練で、箕輪町で行われるのは初めてです。 この日は、日本赤十字社の救急指導員から胸骨圧迫やAEDを使った救命処置を学びました。 箕輪町には現在729人の外国人が住んでいます。町では外国人向けの防災チェックシートを作成したほか、外国語による避難所の周知や情報提供の推進を防災計画で定めています。 箕輪町では、日本語が話せる外国人と連携を図りながら防災環境の整備を進めていきたいとしています。