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土の中の養分保持力を分析する機械 信州大学などが開発

土の中の養分保持力を分析する機械 信州大学などが開発

南箕輪村の信州大学農学部の井上直人教授と、諏訪市に本社を置く㈱小松精機工作所は、土壌の中の養分保持力を分析する機械を共同開発しました。 24日は、南箕輪村の信州大学農学部で記者会見が開かれ、井上教授が開発内容について説明しました。 信州大学農学部と㈱小松精機工作所が共同開発したのは、土壌の中の養分保持力を分析する機械です。 カリウムやカルシウム、マグネシウムなどの養分を、どのくらい吸着して溜め置くことができるか測定できます。 この機械を使うことで、農業に適した土かどうかを分析することができます。 これまでのCECの分析方法では、結果が出るまでに1週間程時間がかかっていましたが、今回の機械を使うことで結果が0.5秒で分かるということです。 井上教授は、「世界初の土壌分析器の開発・実用化に成功した」と話します。 今後は、展示会で分析器をPRするほか、農業関係者にリサーチを進めながら活用できる場を探していくということです。

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