ザザムシ漁を4Kで全国に発信
解禁前に伊那市の天竜川でロケ
天竜川のザザムシ漁を全国に発信しようと、29日伊那市東春近の天竜川で、4Kテレビ番組のロケーションが行われました。 12月1日の漁解禁を前に、天竜川漁協の協力で撮影が行われました。 漁をしたのは、伊那市中央の中村昭彦さんで、この道40年のベテランです。 中村さんは、四手網を使う伝統的な漁法でザザムシ漁を行いました。 テレビ番組は、高精細な4K番組などの制作を手掛ける日本デジタル配信と地元伊那ケーブルテレビが協力し収録しました。 女性二人が天竜川を切り口に流域の文化や食、観光施設を旅する内容です。 撮影には、専門のパイロットによるドローン技術も駆使し、地上からでは見ることができない視点から収録が行われました。 番組は、来年2月に全国のケーブルテレビ60社の4Kチャンネルで放送される予定です。 日本デジタル配信では、「地域のケーブルテレビ局と連携することで、これまで知られていなかった地元ならではの情報を発信できる」としています。