伊那市公共交通会議 来年度運行計画を承認
伊那市地域公共交通会議が12日伊那市役所で開かれ、循環バスやデマンドタクシーの来年度の運行計画が承認されました。 循環バス2路線とデマンドタクシー1路線の新たな運行経路が示され、承認されました。循環バスは「新山・桜井・貝沼線」と「三義・長谷循環バス」が、デマンドタクシーは「伊那西部地区お手軽乗合タクシー」が、一部分変更されます。 この日はこの他、今年度のこれまでの公共交通利用状況が報告されました。 10月末現在、バス・デマンドタクシーの総利用者数は、5万8,266人となっています。 今年度末までの利用者数を9万5,026人と予測していて、昨年度より2,466人、新伊那市になって今の交通体系になった平成22年度より、2万6,253人少なくなっています。 利用者が減っていることついて伊那市では、公共交通を主に利用する学生の人口減少が大きな要因と見ていて「高齢社会が進む中山間地では路線の維持がまず第一。地域ごとに関心を持ってもらえるような環境づくりをしていきたい」と話しています。