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ニュージーランドの林業学ぶ

日本林業再生のヒントとは

ニュージーランドの林業学ぶ

林業先進地ニュージーランドの林業・林産業についての講演会が10日南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。 講師は、ニュージーランド在住の林産業・木材コンサルタントの松木法生さんです。 東京農工大学農学部林学科卒業後、ニュージーランドにわたり、林業に関するコンサルタントをしています。 講演会は、林業先進地の状況を聞くことで、日本林業再生のヒントを見出そうと開かれました。 ニュージーランドは、日本と気候が似ていますが、林産物が輸出の3位で、主要な産業に位置付けられています。 30年で成木になるラジアータ松を効率的に生産していて、中国への輸出が飛躍的に伸びているということです。 松木さんは、「杉は、成木になるまでに60年から80年かかるが、30年サイクルのラジアータ松は、効率的な林業のモデルケースと言える」と話しました。 ある参加者は、「どんな木をいつ植えていつ切って何に使うかをもっと考えるべきと感じた」と話していました。

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