伊那バス藤沢秀敬社長 年頭あいさつ
変革の年、基本を守り地味でも堅実に
06年、伊那地域は2月4日の権兵衛トンネル開通と、3月31日の新伊那市の誕生を迎え、大きな変革の年となります。この地域で、バス・タクシー・旅行・燃料販売という運輸交通業にたずさわる者としては、本年を新しい交流が始まる年として大きな期待の中で迎えたいと思います。
特に権兵衛トンネルの開通で、伊那地域から、木曽だけでなく中京・名古屋方面につながるルートが開けることになります。中央アルプスをはさんだ東西の交流も広がり、広域観光の発展による外部からの誘客も重要になってきます。既に、中央高速バス新宿線の増便を検討していますが、さらに機を見た対応が必要になるでしょう。
しかし、運輸業の基本はあくまで、利用者の皆様に安全・安心を提供することです。大きな変化の年にあっても、この基本を忠実に守り、地味でも堅実に仕事をやっていきましょう。
昨年から工事を進めてきた新社屋も完成間近、1月23日から使用を開始します。3階建て・述べ床面積300坪の建物と、給油設備などを備えた新しい拠点になります。新しい社屋ができても、見た目は良くなったが、仕事の内実がおろそかになった竏窒ネどと、決して言われないよう、一生懸命に仕事をしましょう。
そのためにも、従業員の皆さんが健康管理に努め、1年を笑顔で送られるようにして行きましょう。