泉石心さん 信州高遠美術館で個展
2月5日まで開催
伊那市の書家で、高遠高校で書道を教えている泉石心さんの作品展が、信州高遠美術館で開かれています。 会場には、書や篆刻、硯など泉さんの作品およそ320点が並べられています。 泉さんは、中学校時代に当時の校長から指導を受けたことがきっかけで書の道に進みました。 大学卒業後は、県内の高校に勤務しながら作品を製作しています。 こちらの作品「龍虎」は、青い墨「青墨」で書かれていて、墨の飛ばし方や色の美しさが目を引きます。 他に、20年ほど前から取り組んでいる県の伝統工芸品で辰野町の特産品「龍渓硯」も展示しています。 石の表面に付着する鉄分によって赤褐色になるのが特徴で、自然の形を活かした作品だということです。 作品展は、来年2月5日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。 1月30日には、ギャラリートークを予定しています。