ダウン症の書家、金澤翔子さんが書道パフォーマンス
伊那市のはら美術で個展
東京都在住で全国で個展を開いているダウン症の書家、金澤翔子さんの書道パフォーマンスが、5日に伊那市のはら美術で行われました はら美術で開かれている金澤さんの個展に合わせて行われました。 金澤さんは、揮毫をする前に手を合わせて集中力を高めます。 大勢の人たちが見守る中筆に墨をつけると文字を書き始めました。 現在31歳の金澤さんは5歳の時に書道を始め、亡くなった父親との約束で二十歳の時に初めて個展を開きました。 現在は全国各地のほか、海外でも活動しています。 縦1メートル、横3.6メートルの紙には「平和の祈り」と書かれました。 東日本大震災以降、世の中の平和を常に祈っているという事です。 マイケルジャクソンの大ファンだという金澤さんは、作品の前でダンスも披露しました。 最後に金澤さんが「皆さんが幸せになりますように」と呼びかけると会場から拍手が送られていました。 ダウン症の書家、金澤翔子さんの個展は伊那市のはら美術で10日(火)まで開かれています。