交流スペースと一体となったシェアハウス 3月オープン予定
空き家を活用した交流スペースと居住スペースが一体となったシェアハウスが、今年3月に伊那市西町にオープンします。 シェアハウスは、伊那市地域おこし協力隊で中心市街地を拠点に活動する齋藤俊介さんが、市の空き家バンクに登録されていた建物を去年10月に賃貸契約したものです。 齋藤さんは、空き家や空き店舗の利活用の推進を活動の1つとして取り組んでいます。 シェアハウスは若者を中心に活用してもらいたいと考えていて、21日は信州大学農学部の学生などが参加して壁塗り作業が行われました。 建物が中心市街地から近く「商店街の活性化に繋がれば」と齋藤さんは話します。 建物の間取りは7LDKで、2階の4部屋と1階の1部屋を居住スペースとして、5人の入居者を想定しています。 1階の残りの部屋は、地域住民が交流できるスペースとして開放する予定です。 内装に使う木材は、県の「信州の木活用モデル地域支援事業」の補助金を活用して、伊那産のアカマツやサワラを使う計画です。 空き家を活用した交流スペースと居住スペースが一体となったシェアハウスは、3月中旬にオープンする予定です。