箕輪ダム水力発電 建設スケジュール案示す
長野県が箕輪ダムに建設を検討している水力発電施設について、28日、県企業局は建設スケジュール案などを示しました。 28日は南小河内公民館で箕輪ダム水力発電調査研究会が開かれ、県が地域住民に建設スケジュール案などを説明しました。 現在、専門の業者による安全性や採算性などの調査が行われています。 年内には設計に入り、平成31年度には工事に着手、32年度の稼働を目指します。 長野県企業局は、箕輪ダムに建設される水力発電の最大出力は160kw、売電収入は年間で2,550万円、供給可能世帯数は200世帯と試算しています。 ダムから沢川に放流する水を活用して発電するもので、使用した水は川に戻す計画です。 地元住民らは「沢川の水は農業用水として利用しているので、水量や水質に問題がないよう進めていってほしい」と強く要望していました。