北京五輪金メダル 女子ソフト元日本代表監督齋藤さんが講演
金メダルに輝いた2008年の北京五輪ソフトボール女子日本代表の監督を務めた齋藤春香さんの講演会が、伊那市のかんてんぱぱホールで22日に開かれました。 齋藤さんは1996年に開催されたアトランタ五輪に日本代表として初めて出場し4年後のシドニー五輪では銅メダル、アテネ五輪では銀メダルに輝きました。 選手引退後は、監督として北京五輪に出場し初の金メダルを獲得しました。 この日は「私のソフトボール人生」と題し講演が行われ、齋藤さんはソフトボールを始めたきっかけや学生時代の思い出、北京五輪日本代表のエピソードなどを話しました。 齋藤さんはチームをまとめるために「選手一人一人に試合や練習で感じたことを毎日ノートに書いてもらった」と話しました。 齋藤さんは「その日の反省を選手ひとりひとりに書いてもらい、次の日の朝全員で読み合わせる。選手たちには必ず『がんばりましょう』という言葉を最後につけさせた。是非やってみてください」と呼びかけていました。 講演会は、伊那中央ロータリークラブの創立30周年を記念して開かれたものです。 会場では、ソフトボールをしている小学生たちが齋藤さんの話に耳を傾けていました。 伊那中央ロータリークラブでは、青少年健全育成事業の一環として地元の小学生のソフトボールチームへバッティングマシーンの寄贈などを行っています。