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1911/(火)

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商店主らが知恵と技を伝授 2月毎週末にイベント

商店主らが知恵と技を伝授 2月毎週末にイベント

およそ100年前からつづく伊那市荒井の通り町一丁目商店街の店主らが、知恵と技を地域の人達に伝える新たな取り組みが計画されています。 明治時代末期から続く通り町一丁目商店街では、当時から現在まで続く店も少なくありません。 店主らでつくる「通り町一丁目商店会」では、その歴史と、店主それぞれが持つ知恵や技を知ってもらい、継承していこうと、新たなイベントを企画しました。 2月の毎週末、「知恵と技を商店街がつなぐ1ヶ月」と題し、直して使う、道具の使い方、いなまちツアーなど5つのカテゴリーから16の講座を行います。 講座では、布団のリメイクや陶器の金継ぎ、昔ながらの看板建築の説明などが行われます。 5代に渡って金物を取り扱う内山金物店では、店主の内山和夫さん指導のもと、自分でできる包丁の研ぎ方を伝授します。 内山さんは「それぞれの店主が持っている知恵や技術を披露することで、商店街に人を呼ぶきっかけになれば」と話していました。 商店会では、イベントを通じて大型店にはない商店街ならではの良さを伝えていきたいと考えています。 商店会の平賀裕子会長は「物を直してくれる人がいて、料理を教えてくれる人がいて、たまにお節介なおじさんやおばさんがいる。商店街がそういう人の暖かさを感じられる場所になれば、昔のように『商店街に行くワクワク感』を感じてもらえるようになると思う」と話していました。 講座は誰でも参加できるということで、商店会では広く参加を呼びかけています。(講座の参加には予約が必要です) [予約・問い合わせ:96-0438 ワイルドツリー 平賀さん]

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