インフル警報超え 感染予防を
上伊那は警報レベルに迫る
インフルエンザの県内の感染者数は、1医療機関あたり30人の警報レベルを超える41.07人となり、県では感染予防を呼び掛けています。 長野県の感染症情報によると、1月23日から29日までの県内の1医療機関当たりのインフルエンザ届け出数は41.07人となり、前の週の32.03人を上回り、警報レベルの30人を上回る数値が続いています。 伊那保健福祉事務所管内は、27.13人で、注意報レベルの10人を上回っています。 伊那市西町の神山内科医院の神山公秀医師によると、今後上伊那でもインフルエンザの感染者が増える可能性があるとしています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市では、小中学校で休校が1校、2つの学年が学年閉鎖、1学級が学級閉鎖、箕輪町はなし、南箕輪村で小中学校1つの学年が学年閉鎖、1学級が学級閉鎖となっています。 保育園では、伊那市、南箕輪村はなし、箕輪町で1学級が学級閉鎖となっています。 こうした状況の中で、神山医師は、受験生や高齢者など特に注意が必要な人にはワクチンの接種を呼び掛けています。 神山医師は「ワクチンは100%感染を防げるわけではないが、合併症など重症化を防ぎ、かかっても軽い症状で済む」と話していました。 長野県では、手洗いをこまめに行うなど、感染予防を呼び掛けています。