伊那西部保育園の存続求める要望書提出
伊那小学校通学区の住民
伊那市の伊那西小学校通学区の住民が現在休園中の伊那西部保育園存続を求める要望書を3日、白鳥孝市長と黒河内浩市議会議長に提出しました。 3日は伊那西小学校通学区で、ますみヶ丘区長など伊那西地区の代表5人が伊那市役所を訪れ白鳥市長と黒河内議長に要望書を提出しました。 伊那西部保育園は定員が60人で園児数が半数に満たず平成24年から休園となっています。 休園から5年が経過したことから市では廃園とする方針で3月議会に条例改正案を提出し可決されれば正式に決定となります。 これを受け伊那西地区の住民は調査の結果およそ6割が地区内に保育園が必要だと回答していて存続を求めています。 また宮本和夫ますみヶ丘区長は伊那西小学校近くに新たに保育園を建設してもらいたいとしています。 要望を受け市では休園していた新山保育園の再開を例にあげ、存続するためには地元住民の活動が必要だとしています。 伊那西地区では住民や子どもが増えるような住みよい環境づくりについて考える組織の発足を検討していてその準備を進めていくということです。