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「立春朝搾り」出荷

「立春朝搾り」出荷

4日は立春です。暦の上では春となりました。 伊那市荒井のつくり酒屋宮島酒店では、春を祝う酒「立春朝搾り」の出荷作業が早朝から行われました。 午前5時半。 搾りたての新酒が瓶詰されていきます。 立春朝搾りは、立春の朝に搾った新酒をその日のうちに店頭で販売するもので、宮島酒店では今日およそ4,000本を出荷しました。 火入れやろ過を行なわない生原酒で、フレッシュな味わいが特徴です。 上伊那で栽培された酒米「美山(みやま)錦(にしき)」が使われています。 4日は早朝からラベル貼りの作業も行われました。 中南信の酒販店8店舗から20人ほどが集まり、ラベルを貼っていきました。 立春朝搾りは、日本名門酒会に加盟する全国40の酒蔵で作られ、1日で29万本が出荷されたということです。 杜氏を務める宮下拓也さんです。 午前8時には、店舗の前で神事が行われました。 立春朝搾りは予約制ですが若干の在庫があり、伊那市日影の酒文化いたやで販売されています。 価格は、720ミリリットル入りが1,620円、一升瓶が3,240円です。(税込み)

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