だるま市を振り返る写真展
伊那市高遠町のだるま市に訪れた人たちを楽しませてくれる人形飾りは、作り手不足などにより年々減っています。 霜町実業団では今年、人形飾りづくりを止めこれまでの飾りを写した写真展を計画しています。 展示するのは、昭和30年代から60年代までのだるま市の様子や人形飾りを写した写真90点です。 高遠町の矢澤章一さんから借りた写真でおよそ500枚の中から選びました。 昭和50年ころまでは、店の2階部分に人形が飾られていたということです。 人形飾りづくりは町内6つの実業団を中心にそれぞれが製作を行っていました。 人手不足により他の実業団が人形飾りづくりを止めていく中、霜町実業団は唯一去年まで製作していました。 しかし、他の実業団と同じように人手不足などにより人形飾りの製作を諦めることを今年決めました。 霜町実業団では、過去を振り返り当時を懐かしんでもらおうと今回写真展を企画しました。 作業は、先月下旬から始まっていて6日もメンバーが集まり作業をしていました。 写真展は、11日の午前10時から旧北条ストアーで開かれることになっています。 霜町実業団では、今年初めて干支のだるまを1600円で限定販売することにしています。