南箕輪村と伊那不動産組合が空き家の活用で協定締結
2月中に空き家バンク登録の募集
南箕輪村は、村内の空き家を有効活用し定住促進につなげようと伊那不動産組合との協定を8日に締結しました。 役場で調印式が行われ、唐木一直村長と伊那不動産組合の北原由基雄理事長が協定書を取り交わしました。 村の調査によりますと、現在村内に約100軒の空き家があるという事です。 賃貸や売買により移住希望者の定住を促進し地域活性化を図ろうと、1月30日に、村の空き家バンク制度に関する実施要綱を制定しました。 今回の協定に基づき、村は、所有者と利用希望者との連絡調整を行い、伊那不動産組合は、村が依頼する物件の調査、査定、契約などの業務を行ないます。 北原理事長は「不動産業者にとってもビジネスチャンスと捉え、村の発展のため努力していきたい」と挨拶しました。 村では、2月中に100軒の所有者に対し空き家バンク登録の募集を行います。4月からは、伊那地域定住自立圏構想に基づき、伊那市、箕輪町、南箕輪村で共同運営する空き家バンクサイトで情報公開する予定です。