架空請求詐欺未然に防ぎ ドコモショップ伊那店に感謝状
架空請求詐欺を未然に防いだとして、伊那市山寺の携帯電話販売店ドコモショップ伊那店に、伊那警察署から感謝状が贈られました。 9日は、ドコモショップ伊那店の北森健太店長と伊藤愛美副店長が伊那警察署を訪れ、内川政澄署長から感謝状を受け取りました。 今年1月10日、伊那市在住の50代の女性が「有料動画サイトの閲覧料として11万円を請求された」との相談で来店し、伊藤さんが対応にあたりました。 この女性は「有料動画閲覧サイトの料金が未払いなので連絡を」などと書かれたメールに記載された番号に電話をかけ、料金を支払うつもりでショップに来店したということです。 伊藤さんが警察に相談するよう説得し、架空請求だと気づいたということです。 伊那警察署によりますと、特殊詐欺はこれまでオレオレ詐欺の発生が多く、被害者も高齢者が中心でしたが、最近は、架空請求詐欺が増え、被害者も老若男女問わず幅広い世代が対象になっているということです。 女性の被害が多く、請求額を少額にするなど手口も変わってきているということです。 伊那警察署では「有料サイトの料金が未納、連絡のない場合は法的な処置をとる。この番号に連絡を」などといったメールは詐欺を疑い、絶対に相手と連絡を取らないよう注意を呼び掛けています。