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信州高遠美術館所蔵作品展

木内克など近代作家の作品並ぶ

信州高遠美術館所蔵作品展

 伊那市高遠町の信州高遠美術館で、所蔵作品展が9日から始まりました。 コレクションの中心をなす近代作家の作品が展示されています。  信州高遠美術館設立のきっかけとなった高遠町出身の原田政雄が寄贈した700点ほどのうち、今回は54点が展示されています。  コレクションの中心を占める木内(きのうち) 克(よし)や平(ひら)櫛(くし) 田中(でんちゅう)の作品が並んでいます。  木内 克は、明治25年茨城生まれの作家で、素焼きの粘土「テラコッタ」の作品を多く残しました。  30年間、木内の専属モデルを務めた松平 須美子の裸婦像も多く手掛けています。  平櫛 田中は、明治5年岡山生まれの作家です。写実の彩色木彫が多くみられます。  そのほか近代作家13人の作品が並びます。  この展示会は、3月27日まで、信州高遠美術館で開かれています。 入場料は一般500円 小中学生150円です。

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