味工房増改築など村補正予算案可決
南箕輪村議会臨時会が13日に開かれ、大芝高原味工房の増改築など1億5千万円を追加する補正予算案が、全会一致で可決しました。 大芝高原の道の駅化を見据えた味工房の増改築に1億4千万円を計上しています。 このうち7千万円が国の地方創生拠点整備交付金で賄われることになっています。 唐木一直村長は「味工房については、夜間営業の検討なども含め、より充実した施設になるよう整備をしていきたい」と話していました。 味工房の増改築については、今年の秋頃に着工し、来年3月の完成を目指すとしています。
村内公共施設 長期的・総合的に管理へ
また、村議会臨時会の後に開かれた村議会全員協議会では、村内の公共施設を長期的・総合的に管理し、経費の削減を図るとした計画について村から報告がありました。 これからは高齢化などにより公共施設の需要が変化することが予想されることから、統廃合や長寿命化など、村が総合的に管理し、必要経費を削減するのが目的です。 計画期間は平成29年度から平成68年度までの40年間としています。 村によると、この管理計画で施設の統廃合や転用をすることで、40年間でおよそ3億円、長寿命化することでおよそ2億円の経費削減につながるとしています。 公共施設等総合管理計画については、議員や住民の意見を聞いたうえで3月中に内容を決定し、来年度から計画に基づいて施設の管理・整備を行っていくことにしています。