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伊那市平成29年度一般会計当初予算案 過去最高額

伊那市平成29年度一般会計当初予算案 過去最高額

伊那市は、過去最高額となる総額335億円の平成29年度一般会計当初予算案を20日に発表しました。 平成29年度の一般会計当初予去2番目に多かった今年度の当初予算と比べ9億6,900万円、率にして3パーセントの増となっています。 主な新規事業は、ドローンの活用による地域課題の解決を目指すドローン・フェスinINAValley(イナバレー)の開催に4,000万円 ソーシャルフォレストリー都市推進のため、長谷の鹿嶺高原の森林づくりを進める事業に1,400万円 国保直営西箕輪診療所に代わり誘致する西箕輪地区診療施設整備補助に2億円 高遠保育園の建設に1億8,200万円 などとなっています。 また、継続事業として、平成32年度の完成を目指す環状南線の建設に6億1,800万円 伊那市西町に来年度完成予定の防災コミュニティセンター建設に4億9,600万円 などとなっています。 白鳥市長は来年度予算について「過去最高額だが、歳入・歳出で積み上げてきたもの。貴重な財源を間違いなく使いたい」と話しました。 伊那市の平成29年度一般会計当初予算案は、3月議会に提出されます。

ふるさと納税の活用についても考え示す

今年度70億円の申請が見込まれるふるさと納税について、子育てや教育など寄付者の気持ちに沿った事業に活用していく考えを示しました。 活用分は、昨年度より2億2,000万円多い5億8,000万円となっています。 ふるさと応援基金を活用した主な事業は、市独自の保育料軽減策として第3子以降の保育料無料化に3,200万円 小中学校のICT機器の整備に5,900万円 宮城県気仙沼市の新病院周辺に桜を植樹するプロジェクトに100万円 市内の温泉施設の入浴料を600円から500円に値下げするために3,000万円を活用します。 残りの64億円余りは基金に積み立て、来年度以降も継続して行う事業のために活用するということです。

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