上伊那広域連合H29年度当初予算案発表
上伊那広域連合は、新しいごみ中間処理施設の建設事業費などを盛り込んだ平成29年度の当初予算案を21日発表しました。 一般会計は今年度の当初予算と比べ倍以上の55億7千万円で過去最大となっています。 21日、上伊那の8市町村長が出席し伊那市役所で記者会見が開かれました。 上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「重点課題である新ごみ中間処理施設の建設やリニア新幹線開業を見据えた地域振興、広域観光など上伊那8市町村が一致団結して進めていきたい」と挨拶しました。 広域連合の新年度予算案は今日開かれた広域連合議会に提案されました。 一般会計の総額は55億7千万円で、今年度当初予算と比べ28億7千万円、106.2%増となっています。 新しいごみ中間処理施設建設事業費と来年度から燃やせないごみなどの処理を一本化するクリーンセンター八乙女の整備事業費が主な要因です。 新しいごみ中間処理施設の29年度分の施設建設事業費として29億2千万円が盛り込まれました。 来年度、上伊那在住者に施設の愛称を募集する計画です。 クリーンセンター八乙女の整備事業費は2億6千万円で、廃棄物の最終処分場からでた水を処理する施設などの改修工事に1億7千万円、搬入量増加対応のためペットボトルのストックヤード増設工事に2100万円などが盛られています。 新年度予算案は委員会に付託され、22日の本会議で採決されます。