南箕輪中学校1年生 夢新聞作成でチームワーク高める
南箕輪村の南箕輪中学校の1年生は21日、自分の夢や目標が実現したことを想定して書く「夢新聞」を作成しました。 これは、キャリア教育の一環で去年に続き行われました。 夢新聞は、自分の将来の夢や目標が叶った前提で記事を書くワークショップです。 講師は、全国で夢新聞の取り組みを行う講師を育成する一般社団法人ドリームペーパーコミュニケーションズ代表理事の米澤晋也さんが務めました。 今回は夢新聞を作るだけでなくクラスのチームワークを高めてもらおうと「65分間で全員が完成させる」というミッションが与えられました。 周りにいる教諭にはアドバイスを求めず、自分たちの力だけで完成を目指します。 自分の夢新聞が完成した生徒はまだ完成していない生徒のところへ行き、手伝っていました。 1年1組のクラスでは全員が完成することはできませんでしたが、「1人1人が自分に何ができるか考えて行動していた」と米澤さんは評価していました。 この後、生徒は1人ずつ夢新聞の記事の見出しを発表しました。 米澤さんは「困っている人がいたら全員で助けること。『助けて』と言いやすい雰囲気を作ることが大切です」と話していました。