天竜川河川敷で雑木の伐採作業
河川環境整備で西春近自治協議会が実施
天竜川の環境整備を進めようと伊那市西春近の天竜川河川敷で25日、雑木の伐採作業が行われました。 雑木の伐採作業は西春近自治協議会が平成18年から毎年行っているものです。 協議会では河川敷の雑木が景観を損ねていることなどから取り組みを始めました。 作業に協力している国土交通省が木を伐採し参加した地域住民が チェーンソーを使って軽トラックに乗る大きさに切っていました。
持ち帰った木を炭焼き窯に入れる「牧歌」のメンバー
軽トラックに山積みして持ち帰った木は西春近下牧の住民有志でつくる炭焼きのグループ牧歌のメンバーが早速、炭焼き窯に入れていました。 牧歌は15年ほど前から活動していて作った炭は地区の行事の炊き出しで使っているほか販売もしています。 メンバーは「不用な雑木も地域の資源として活用しています。」と話していました。 切った木は作業に参加した人が持ち帰ることができ薪ストーブなどにも使われるということです。 伐採作業は「自分たちの地域は自分たちの手で」を合言葉に行われ住民約70人が参加しました。