伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
55/(日)

ニュース

全国初 ドローンを活用した物流実験実施

全国初 ドローンを活用した物流実験実施

伊那市は、全国で初めて小型無人飛行機ドローンを活用した物流の実験を、3月3日に伊那市長谷で行います。 これは、27日に開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。 実験は、国土交通省が進めるドローンを活用した買い物弱者対策「物流用ドローンポートシステテム」の検証として行われるものです。 ドローンポートシステムは、目視をしなくてもドローンの安全な離着陸や荷物の受け取りを可能にするものです。 長谷の道の駅南アルプスむらと高齢者住宅の2か所に設置された「ドローンポート」を、重さ250グラムの買い物袋を2つ付けたドローンが移動し、配達できるかを検証します。 ドローンポートを活用した実験は全国でも初めてだということです。 伊那市では「現在、人が配達している良さも生かしつつ、ドローンを活用した買い物弱者支援につなげていきたい」としています。 実験は、国交省のほかに、開発に携わっている東京大学、ブルーイノベーション㈱、伊那市の4団体で、来月3日に行う予定です。 また、この日の全員協議会ではこの他に、小沢の伊那西部保育園の休園を継続するとした報告や、高遠町の中村家住宅と馬島家住宅の整備を行い、地域振興の拠点として活用していくとした報告もありました。

前のページに戻る 一覧に戻る