「三峰川の水源の森」テーマにフォーラム
三峰川みらい会議
三峰川の水源の森をテーマにした三峰川フォーラムが25日、伊那市高遠町の高遠閣で開かれました。 フォーラムでは上伊那森林組合参事の森敏彦さんが上伊那の森林について話をしました。 森さんは「森林には土砂流出の防止機能のほか人に安らぎを与え余暇を過ごす場所としての役割、また大気の保全機能などがある。上伊那の森林はそれらを年間の貨幣価値に換算すると3,000億円になる」と説明しました。 一方でおよそ3万ヘクタールの森林のうち75%で間伐が必要だとして整備の必要性を訴えました。 森さんは「人々の暮らしは便利で快適になっても、そこを担っているのは森林資源であることをないがしろにはできない。」と話していました。 三峰川フォーラムは自然環境を守る活動を行っている市民団体、三峰川みらい会議が開いたもので会場には約30人が集まりました。