富県小3縲・年生 スキー・スノボ上達目指して
伊那市西春近のスキー場「中央道伊那スキーリゾート」で11日、同市の富県小学校3竏・年生(101人)が恒例のスキー・スノーボード教室を開いた。児童たちは晴天の中、積雪110センチの良質のゲレンデに、笑い声を響かせながらシュプールを繰り返し描いた。
3・4年生は全員がスキーを、5・6年生はスキーと3年前から取り入れたスノーボードのどちらかを選択して学習。伊那市内の小学校の中で今シーズン、最も早く教室を開いた。
学年を問わず、個々の能力に応じて分かれた、スキー9グループ、スノーボード3グループの計12グループを伊那スキーリゾートのインストラクターが指導した。
初心者はブーツの履き方から、立ち方、板をハの字にして滑る「プルークボーゲン」などを学んだ。児童らは何度も転んで、雪の感触を味わいながら、思い思いに滑降を楽しんだ。
3年生の田路泰志君(9つ)は「パラレルのコツを覚えて、きれいにかっこよく滑りたい」と話し、「時間があれば毎日スキーがしたい」と笑みをこぼしていた。
伊那スキーリゾートでは上伊那の小学校を中心に17日縲・月中旬まで、スキーやスノーボードの教室が開かれる。2月に入ってからは、飯田市や県外の愛知県からも小・中学生が訪れるという。