憲法への想い込めた組曲 9月平和音楽会で披露へ
音楽を通じて原爆のない平和な世界を呼びかける、「第8回平和音楽会」が、9月に駒ヶ根市で開かれます。 音楽会では、憲法を大切にしていこうとの思いを込め去年上田でつくられた混声合唱組曲が披露されます。 4日、その練習が伊那市の伊那公民館で行われ、参加を希望するおよそ40人が集まりました。 合唱される組曲「こわしてはいけない―無言館をうたう」は、第二次世界大戦で亡くなった画学生を慰霊するために建てられた上田市の「無言館」の20周年に合わせて、去年つくられた歌です。 この組曲の初演となった去年の上田での演奏会に、伊那市のうたごえサークル「ざざむし」が参加して、感銘を受けたことから地元でも演奏しようと、今回披露することになりました。 音楽会の事務局を務める、ざざむしの大場美広(よしひろ)さんは「組曲の演奏を通じて、戦争のいたみや苦しみ、人の愛情を多くの人に感じてもらいたい」と話していました。 平和音楽会は、9月17日に駒ヶ根市の駒ヶ根文化会館で開かれます。 音楽会の事務局では、組曲を一緒に歌うメンバーを募集しています。 【お問い合わせ】080-5142-8896(大場さん)