この春小学校を卒業 避難生活の6年間に感謝
東日本大震災で福島県から高遠町に移住
小学1年生の時に東日本大震災で福島県から伊那市高遠町に移住した男子児童がこの春、小学校卒業の節目を迎えます。 10日、伊那市高遠町の高遠北小学校で卒業式の練習が行われました。 卒業生は7人でそのなかの1人、半澤祈抱君は福島県会津若松市で暮らしていました。 6年前震災にあいその後、高遠町で家族とともに避難生活を始めました。
感謝の気持ち胸に新たな一歩
半澤君は母親のゆかりさんと姉2人の4人家族です。 小学校生活の6年間を振り返り友だちや学校の先生、地域の人たちに支えられてきたと話します。 この春小学校卒業の節目を迎える半澤君、感謝の気持ちを胸に新たな1歩を踏み出します。