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震災から6年 脱原発訴え パレード・映画上映

震災から6年 脱原発訴え パレード・映画上映

東日本大震災での福島第一原発の事故は、復興の大きな妨げとなっています。 11日は、脱原発を訴えるイベントが各地で行われました。 さよなら原発上伊那の会は、伊那市の市街地でパレードを行いました。 パレードには110人ほどが参加し、いなっせから伊那北駅までを行進しました。 上伊那の有志で作るさよなら原発上伊那の会は、毎週金曜日にいなっせ北側で集会を開いています。 山本真吾会長は、「一人でも仲間を増やし、原発の恐ろしさや自然エネルギーを活用することの尊さを広めていきたい」と話していました。 集会では、7つの団体と個人がそれぞれの思いを発表し、脱原発を訴えました。

「核のゴミ」考える映画 「チャルカ」上映

震災から6年 脱原発訴え パレード・映画上映

高レベル放射性廃棄物「核のゴミ」について考えるドキュメンタリー映画「チャルカ」が11日いなっせで上映されました。 チャルカはインドの手紬ぎ糸車のことで、独立運動のシンボルとされています。 映画は東京都出身のドキュメンタリー映画監督島田恵さんが制作したもので、核のごみの処分技術研究施設の近くに住む北海道の酪農家の姿を軸に、核のごみをめぐる国内外の動きを追いました。 核のごみは十万年以上も毒性が消えないとされています。 上伊那では、宮田村で放射性物質を含む廃棄物の最終処分場の建設が計画されています。 この問題を上伊那全体で考えていこうと、地域のボランティア団体で作る「3,11を忘れない集い」実行委員会が開いたもので、およそ90人が訪れました。 宮田の環境を守る会の田中一男会長は「美しい伊那谷を核のゴミで汚染してはならない」と訴えていました。

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