小学生に声掛け
11日午後3時30分ごろ、駒ケ根市の赤穂高校西の路上を下校していた赤穂小学校の3年生と4年生の女子児童が、通りかかった高校生風の男2人にすれ違いざまに脅すようなことを言われたため、驚いて近くの自宅に逃げ込んだ。2人に実害はなかった。
駒ケ根署によると児童らに声を掛けた2人組はいずれも身長175縲・80センチぐらいの高校生風で、一人は胸に白の龍か怪獣のような絵が入った黒色ジャージに黒のだぶだぶのズボンをはき、頭髪はスポーツ刈り。もう一人は胸にアルファベットのプリント文字が入った黒のトレーナーに黒ズボン、頭髪は茶色混じりで濃紺の手提げかばんを持っていた。
赤穂小は12日に終了する予定だった学期始めの集団登下校を27日まで延長することを決め、12日保護者らに文書で連絡した。
管内では1年前の1月25日、赤穂小の男子児童が何者かに刃物で切り付けられる事件が起きているほか、児童などへの声掛け事案が度々発生していることから、同署は学校関係者などに対し注意するよう呼び掛けている。