地域桜守10人に修了証 育成は一旦終了
伊那市内の桜の保護・管理を行う「地域桜守」の育成講習会が17日に終了し、受講生に修了証が渡されました。 この日は伊那市役所で修了式が行われ、白鳥孝市長から受講生に修了証が手渡されました。 今年度受講したのは、竜西、竜東、西箕輪の10人で、この日は9人が出席しました。 あいさつで白鳥市長は「伊那市が雇用している桜守だけでは対応できない。みなさんも一緒になって桜を守っていってください」と呼びかけていました。 伊那市には、2,200か所におよそ1万2千本の桜があり、市の桜守だけでは管理できないことから、各地区推薦の地域桜守を育成しようと、6年前から講習会を始めました。 6年目の今年、各地区5人ほどの桜守が育ったことから、伊那市では、講習会は一旦終了することにしています。 地域桜守は、今後、伊那市桜守の会に所属し、会員同士連携をとりながら、保護・管理などの作業を行っていくということです。