伊那市国土強靭化地域計画案を承認
伊那市防災会議
伊那市防災会議が17日、市役所で開かれ災害に強い地域づくりを進める伊那市国土強靭化地域計画案が承認されました。 計画は防災減災を進める国土強靭化基本法に基づき策定されたものです。 計画では伊那市で想定されるリスクとして地震による災害と土石流による土砂災害の2つをあげています。 また起きてはならない最悪の事態として、大規模な建物の倒壊や住宅密集地における火災による死傷者の発生など19項目をあげています。 市ではこれら対策として現在20%の防災マップ作成済みの自主防災組織率を平成30年度末までに50%に、また平成25年度で82%の一般住宅耐震化率を平成32年度には90%にそれぞれ引き上げるとしています。 ほかには公共施設の耐震化や消防団員の充足率の向上などを目指すとしています。 計画は今年度からの2年間で以降は5年ごとに見直していきます。