宮田村役場窓口の時間延長がスタート
宮田村役場は11日夕から、一部窓口の時間延長を開始した。3月末まで毎週水曜日に試行。通常午後5時15分の終業時間を同7時までのばし、各種証明書の発行や税関係の業務を取り扱う。
初日のこの日は、延長時間帯に5人が来庁。住民票や戸籍謄本の発行、税務関係の手続きなどした。
6時すぎに窓口を利用した町2区の男性(29)は「平日は仕事で役場に来れない。時間がのびることはありがたい」と話した。
新田区の50歳代女性は「村の広報で時間延長を知り、さっそく来た。普通は会社を早退、遅刻しなければ役場に寄れなかっったので非常に便利」と、手続きを済ませていた。
住民係によると、通常時間内の窓口利用者数は1日平均で30人ほど。税務窓口も10縲・5人程度だという。
延長初日の利用結果について村総務係は「最初にしてはまずますの出足」とみており、今後の状況をみながら本導入を検討する。
時間延長の窓口は住民係、税務係各1人の職員が交替で対応。「ケースによって難しい時もあるが、なるべく残業扱いにならない体制で実施する」(総務係)考えで、時差出勤を基本にしている。
同役場は今月から休日開庁も実施。15日、2月19日、3月12日の各日曜日に窓口を開き、時間延長と同じ業務を取り扱う。