伊那市体育施設整備計画まとまる
伊那市は管理する体育施設の利用形態や収益性などを検証し今後の継続、廃止を定めた体育施設整備計画をまとめました。 21日、伊那市議会全員協議会が市役所で開かれ、整備計画が報告されました。 計画は、将来にわたって持続可能な体育施設のサービスが提供できるよう策定したものです。 このうち伊那市民プールは、平成30年度を最後に50mプールを廃止し、駐車場にします。 伊那市長谷の伊那里体育館については、来年度フットサル対応の体育館として整備し宿泊施設入野谷とセットで合宿などに活用できるようにします。 廃止すべきスポーツ施設として、高遠町の河南運動場や富県新山総合グラウンド、片倉マレットゴルフ場などをあげています。 伊那市では、今後地元や利用者などと話をして進めていくとしています。 伊那市の体育施設は現在48施設あり、施設に関する管理経費は年間およそ1億4千万円となっています。
峠の茶屋売却先決まる
また今日は、高遠町と茅野市を結ぶ国道152号杖突峠にある峠の茶屋の売却先が、伊那市高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社に決まったことが報告されました。 金額は1千700万円で、伊那市では今後維持管理が増大することから今年1月から一般公募していました。
都会の企業から1人受け入れる
また、都会の企業から市役所に社員を受け入れる総務省の「地域おこし企業人交流プログラム」で東京都の沖電気工業株式会社から1人を受け入れることが報告されました。 これは都会に勤務する大企業の社員の専門・技術的なノウハウを活かし地方への人の流れを創出する取り組みです。 勤務期間は、来年度4月から3年間で主に、新産業技術の推進に携わるということです。