伊那市民憲章の額 市役所に設置
西春近の酒井一さんが製作
去年3月に制定された伊那市民憲章を広く知ってもらい定着を図ろうと、市役所1階に顕彰を刻んだ額が設置されました。 29日、関係者が除幕式を行いました。 縦1.9m、横3.5mの額に、市民憲章の全文が木彫りの文字で紹介されています。 西春近の元大工、酒井一さんに伊那市が製作を依頼したものです。 市役所1階の市民ホールに設置されました。 西春近諏訪形の諏訪神社境内にあったケヤキの木の根を製材し、一文字ずつ作り製作には1か月かかったという事です。 除幕式では、額を前に市民憲章の唱和が行われました。 白鳥孝市長は「酒井さんの卓越した技能で温もりのある額が完成した。市民憲章が根づいていくよう市民の皆さんに見てもらいたい」と話していました。